更年期障害と不定愁訴の関係

「更年期障害とは不定愁訴である」と言われる大きな理由は何か?

更年期障害とは閉経後の女性ホルモンの低下に伴い、心理的ストレスと本人の体質が複雑に関係して、ホルモンバランスを崩してしまうことにより起こってしまう症状のことをいいます。

この更年期は誰もが必ず通過する年齢なので、自分の身体の変化を受け入れなければいけません。年齢とともに身体は変化し、その変化に伴う症状は全ての人が同じということではありません。女性ホルモンが低下することが原因として考えられていても、更年期症状が全ての人には出ていないということです。ほとんど症状が表れない人もいれば、何年も複数の症状に悩まされる人など、様々であるのはどうしてなのでしょうか?日によって表れる症状が変化したり、その変化に振り回される苦痛などで、精神的なダメージを受けることもあります。また、対処方法や治療方法もいろいろあり、ホルモン補充療法から漢方療法、カウンセリングなどの精神療法などいろいろあります。生活習慣も大きく影響していて、食生活や規則正しい生活を送ることで症状が緩和できるともいわれています。

特定できない症状、特定できない原因、人によって様々である更年期障害のいろいろな特徴から更年期障害が不定愁訴と言われるのだと思います。複数の不調な自覚症状があるのに、原因が分からないというのは、本当に悩めることです。この不快で不調な症状をできるだけ軽減できるようにするために、個々で努力が必要なのです。

こういった悩みが多いことから、私たちはよりよい更年期医療を望んでいます。高齢化に伴い、これからも更年期障害の症状を訴える人たちは増え続けるでしょう。更年期を明るく前向きに過ごすために、更年期医療の充実を願っています。