ほてりを軽減するための対処法

一日に何回も起こるほてりを軽減したい!血管運動神経症状の対処法

40代50代の閉経前後の時期を更年期といいますが、この更年期特有な不定愁訴といわれる症状を更年期障害といいます。不定愁訴とは原因不明の身体不調のことを言います。更年期に入った人の4人に3人が更年期症状を訴えており、それらの症状のひどい人が更年期障害と診断され、その割合は4人に1人となっています。

更年期障害の症状にはいくつかのタイプがあります。ほてりやのぼせ、動悸や息切れなどの自立神経失調症と同様な症状である血管運動神経症状、イライラやうつ、頭痛などの精神神経症状、肩こりやしびれ、関節痛などの体性神経症状など様々です。これらの症状をすべて起こすわけではなく、複数の症状を併発する人から一つだけの人、また症状も軽度の人から重症の人まで様々です。

更年期障害の代表的な症状として、ホットフラッシュと言われるほてりやのぼせの症状があります。この症状は一日に何回も起こり、冷えの症状も後から起こることもあり、自分の身体が熱くなったり寒くなったりと、自分自身コントロールできない状態になります。

更年期障害は女性ホルモンのバランスの乱れが原因で起こるといわれています。更年期は卵巣機能の衰えから女性ホルモンであるエストロゲンが欠乏し閉経します。その結果、自立神経のバランスが悪くなり、血管の収縮と拡張が上手にコントロールされなくなり、自分の身体の体温調節が上手くできなくなってしまうのです。

自立神経と大きく関係があるホットフラッシュは、興奮状態を取り除き気持ちを安定させるようにしましょう。もちろん症状が出たら、顔や首周りを冷やすことは大切です。そして気持ちをリラックスさせて落ち着かせるために、自分の好きな曲を聴いたり、大きく深呼吸して外の空気を吸ったり、ウォーキングに出かけたりするなど、気分転換をしてみましょう。